2007年06月11日

美空ひばりさん ハワイで“復活”

2007年6月11日(月)06:13

 故美空ひばりさん(享年52)の生誕70周年を記念した「フィルムコンサート」が9日夕(日本時間10日午後)、米ハワイ・ホノルルのワイキキビーチで行われた。ハワイは13歳のとき、人気ボードビリアンの故川田晴久さん(同51)とともに初の海外公演を開いたゆかりの地。地元の日系人を含む約5000人(主催者発表)の観客の胸に、懐かしの“ひばり節”が響きわたった。

 夕闇迫るワイキキビーチの砂浜に設置された縦横10メートルの巨大スクリーンに、“昭和の歌姫”がよみがえった。

 ホノルルで8、9日に開かれた「まつりインハワイ」の目玉イベント。05年から始まり80カ所、10万人以上を動員してきたひばりさんのフィルムコンサートを海外で開いたのはブラジルに次ぎ2度目。計48曲、約2時間のコンサートに、日本からのツアー客(約70人)はもとより、日系人ら地元民は酔いしれた。

 ひばりさんが川田さんとハワイで初の海外公演を行ったのは1950年(昭25)5月。第2次大戦中ヨーロッパで戦った日系2世米国人部隊の第100大隊の招きによるものだった。公演はどこも満員の大盛況。売り上げの一部はホノルル郊外にある100大隊記念館の建設費に寄付された。

 「1400人ぐらいの部隊で、日本軍とは戦いづらいだろうとヨーロッパに送られた。体が小さく敵からは米軍と思われず悔しかったが、イタリアの町でドイツ軍の侵略を防ぐなど輝かしい功績がある。そんな歴史が残ったのも、記念館建設に協力してくれたひばりさんのおかげ」と元大隊員の野原眞孝さん(87)。当時、戦死して6年ぶりに遺体が見つかったリチャード本田さんの埋葬式が国立墓地で行われ、ひばりさんは川田さんとともに式に参列し献花もした。

 川田さんの一人娘・岡村和恵さん(72)は「ひばりさんが小さいころ何をしていたか(息子の)和也さんに知ってほしいと思っていた。フィルムコンサートは最高の機会」と感激の面持ちでコンサートを見守った。

 ひばりプロダクション社長、加藤和也氏(35)は「100大隊や岡村さんが僕の知らない母の写真や録音テープなどを持っていて感動している。岡村さんとは“2人で本田さんのお墓に行きましょう”と話している」。ひばりさんが86年に購入したホノルル郊外のマンションの一室からは、その墓地が見える。ハワイ公演はその後も3回行ったが、フィルムコンサートが57年前の糸をたぐり寄せてくれた。


http://news.goo.ne.jp/article/sponichi/entertainment/music/kfuln20070611006011.html


タグ:音楽
posted by きすけ at 09:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽
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